ヒューマンリンクは「あんしん葬祭」(東大和市南街2-1-4)代表取締役社長平島武文が代表を務める東日本復興支援を目的とする任意団体です。

これまでの活動については以下のブログにて詳報しております。
【ヒューマンリンクブログ】 http://humanlink.exblog.jp/

あったかストーブプロジェクトへの

ご協力ありがとうございました

 ご支援くださった皆様のあたたかな気持ちと共に、2012年1月末までに1642台のストーブをお届けすることができました。本当にありがとうございました。 

 10月7日、厚生労働省は東日本大震災の被災地の仮設住宅に、県が石油ストーブやこたつ、カーペットを設置する費用を国の負担による補助対象にすることを決定しました。しかし、これは仮設住宅入居者に限られた補助であり、自宅避難をしている被災者には適用されません。

 震災により家屋の半壊被害を受けた世帯は3万戸を上回っており、その多くは津波による甚大な被害を受けています。福島・宮城・岩手3県の沿岸部では、津波により1階が壊滅し、家電品の大半を失った世帯が沢山存在します。そのような被災者の少なくない方々が壊滅を免れた2階で不自由の多い生活を送られています。また、全壊被害を受けられた方々の中にも、仮設住宅には入居せず、自宅跡地にプレハブを建てたり、車庫や倉庫や納屋などを改修してそこで生活されているケースが沢山あります。

 今回厚労省が決定した暖房機購入に対する援助は、これら自宅避難世帯の方々には適用されません。仮設住宅には家電品6点セットが支給されておりますが、自宅避難世帯には国からも県からも家電品などの支援は全く行われておりません。被災者の中には職を失った方々も沢山おられ、経済的に厳しい状況に置かれている方々が沢山おられます。

 私たち『あったかストーブプロジェクト』では、9月16日より、南三陸町、東松島市、石巻市などの自宅避難世帯に石油ストーブをお届けする活動を行ってきました。全国の皆様から寄せられました支援金を元に、12月13日までに1489台のストーブを家電品の多くを失った自宅避難世帯の皆様にお届けしました。しかし、3万世帯を上回る半壊世帯があり、その多くが津波被害で家電品の殆どを失っており、まだまだ支援を必要とされている方々が沢山おられます。私たちは、このあと寒さの厳しくなる12月末までに、甚大な津波被害を被った被災者の方々にストーブをお届けする予定です。

 このプロジェクトはただ単にストーブを届けるものではありません。ストーブに託し、被災者の方々にあたたかい応援の気持ちと励ましをお届けすることを目的としています。受け取られた方々は異口同音に「本当に嬉しい。とても励まされました」と喜ばれます。

 どうぞ本プロジェクトにご協力お願い致します。
  (⇒詳細は、活動報告ブログ をご覧ください)  

これまでにストーブをお届けした地域

【宮城県】 東松島市・南三陸町・女川町・石巻市(市内・渡波周辺地区・
       牡鹿半島全体・旧河北町・旧北上長町)

【岩手県】 宮古市・大槌町・大船渡市

※12月13日現在、上記の地域に1489台のストーブをお届けしました。

あったかストーブプロジェクトのポリシー
 
★あったかストーブプロジェクトは、単にストーブをお届けするのではなく、全国の皆様からのあたたかい応援の気持ちを被災者の皆様にお届けすることを大切に考えています。
 
★その為、各地において、被災者ご自身の方々に配布の窓口と成って頂き、お届け活動を丁寧に行っています。
 
★地域の事情をよく知る区長さんなど世話人さん的な方々に窓口になって頂き、老人世帯や赤ちゃんの居る家庭など防寒対策を急ぐ必要のある被災者宅に優先してお届けしています。
 
★被災者の方が窓口となりお届けしているため、震災によってバラバラになった被災地のコミュニティの再建の一助と成る活動と成っています。